8月7日(土) 佐良浜にある友利カツオ工場に見学行きました。
1906年、鹿児島の鮫島こうべいが池間島にて宮崎や鹿児島の漁夫の指導の下鰹漁創業、その後1909年佐良浜で鰹漁が始まる。
1930年代になると漁に長けた佐良浜の漁夫は南海洋鰹漁に従事し戦後も佐良浜は1970年代まで南洋鰹漁景気で一時代を築く。
写真では見にくいと思うのですが、現在の佐良浜の街並みはその当時作られた家々が所狭しと並んでいます。
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真ん中の写真で分かるように宮古島がまだアメリカの領地だったころからの鰹漁
工場の方の話し!
・パヤオとは浮き漁礁のことです。
・浮き漁礁を開発したのは佐良浜の人だったそうです。
・なぜ浮き漁礁が必要かと言うと漁礁があることで小魚が集まりその小魚を食べにカツオやマグロなどの大きい魚がよってきます。そして、その大きい魚を漁師たちは釣っていたそうです。
・現在も佐良浜近海に浮き漁礁は4~5つほどあるそうです。
・島の漁師たちは一回の漁で一軒家が建つほどのお金を稼いでいたそうです。
行った当日はもうなまり節ができるまでの工程がすべて終わっていたので工場の方にシートで説明していただきました。
書いてあるのですが一応説明
①カツオを解凍
②尾を切る、カツオの頭を軽く持ち上げるのが上手く切るコツ
③頭を切り、根元からズバッと
④腹皮を切る、二等辺三角形に
⑤切ったカツオをステンレス製の蒸篭に並べる
⑥釜茹で、95~98℃でじっくり2時間
⑦中骨と腹に沿った小骨を丁寧に骨抜き
⑧竹で編んだ蒸篭に並べ翌朝まで寝かし、翌朝モクマオウの薪で1~1.5時間直日火焙乾すれば完成
当たっているかは分かりませんが私が思う限り手でほぐせるくらいのはなまり節 で 釘をうてるくらい硬いのはかつお節 だと思います。
↑ 完成したなまり節です ↑
ここではいくつかの食べ方を紹介します。
一、ほぐして野菜炒めに入れて食べる
二、ほぐしてチャーハンに入れて食べる
三、ほぐして醤油マヨネーズにつけて食べる ←佐良浜の方達は酒のおつまみにしているそうです。 以上です。
他にも友利カツオ工場では、燻製技法を活かした新たな取り組みとして一メートル以上にもなる袖鳥賊や県産地鶏を燻製し削り節にした袖鳥賊節や鶏節、またその削り節を使用した鰹醤油や鶏醤油、さらには伊良部島産の黒糖と合わせた黒糖ポン酢や唐辛子ポン酢など島を訪れる観光客や里帰りする地元の方々に美味しくて珍しいお土産と喜ばれている商品販売もしています!
そして最近の人気商品はこちら
伊良部島なまり漬!
ごま油を使っていて中華風で、さらにニンニクも使っているので食欲もまし箸がすすみます!
インスタントラーメンに入れて食べるのも美味しいですよ。
そのまんま白米の上にのそて食べても美味しかったです。
伊良部島の佐良浜に行った際に友利カツオ工場に足を運んで買って行ってください。